村上式シンプル英語勉強法

村上式シンプル英語勉強法
8 月 20th, 2008 | by boze |

Google副社長兼日本法人社長の村上さんが書かれた「村上式シンプル英語勉強法」を読みました。

私たちにとって、英語は十分条件ではありません。必要条件です。英語さえ出来れば、日本だろうが、どこにいても、何でも出来るのです。もう遅いなんてことは決してありません。さっそく始めましょう!

英語は「必要条件」というところにハッとさせられました。

Google の副社長が書いた本ということで IT を駆使した勉強法とかを期待しない方がいいです。どちらかというと体育会系の勉強です。

英語の勉強を「英語を読む」「単語を覚える」「英語を聴く」「英語を話す」「英語を書く」という5つに分けてそれぞれに自分が実際に英語をマスターしたときに工夫した勉強法を解説しています。勉強するときには今何を勉強しているかを意識して他のことを意識しないことが大事なようです。(例えば英語を読んでいるときに単語を覚えようとしない)それと5つを順番にやるのではなくそれぞれを平行して一気呵成にやるのだそうです。
英語を読む

多読の考え方です。100万語を目標に小説、ノンフィクションを読むことをすすめています。さらに読むときには後戻りせずにひたすら前へ前へ読む。さらに息継ぎもしないで読む。後戻り禁止と息継ぎ禁止は英語を聴くときと同じ条件になるからだそうです。

目標は1分間に500ワード読むこと。英語に自信のない人は中学の英語の教科書から始めることをすすめています。
単語を覚える

ビジネスで困らないのは1万語レベルだそうです。単語の覚え方は丸暗記しないで毎日会って覚えるのだそうです。つまり1万語に毎日目を通すのだそうです。これはかなり根性がいりそうです。
英語を聴く

「リスニングは耳の筋トレ」だそうです。

英語が聴こえるようになるには、耳を鍛えて高周波を聴き取る力をつけるしかない。だから「リスニング力を身につけるために必要なのは勉強ではなく耳の筋トレ。そのときに使うのは知力ではなく筋力」なんです。

目標は1日1時間×3年=1000時間。アルクヒアリングマラソンみたいですね。
ポイントは100%聴き取ろうとしないとザザット聴く感じでいいということです。
英語を書く

英作文はあきらめて「英借文」するということです。確かに小説を書く訳ではなく目的はビジネスなのでこれでいいかもしれませんね。どうせ、ビジネスメールの挨拶などは日本語でも定型文のような感じになることが多いのですから。
英語を話す

ポイントは「聴くのは相手のレベル、話すのは自分のレベル」ということです。
レバレッジ英語勉強法でもあったように自分のことを話せるように予め「自分に関する100の話題」を丸暗記しておくということです。