外資系転職で幸せになる方法

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1.ジョブ・ディスクリプション
あなたの仕事の内容、範囲を示すもの
一般的に、外資系にはあなたの仕事の内容、範囲を具体的に示したジョブ・ディスクリプションというものがあります。あなたはこれこれの仕事をやりなさい、とわりと細かく書いてあります。あなたはそれに沿って仕事をすることになります。

わかりやすく言えば、野球とかアメリカンフットボールに見られるように、ポジションごとにやるべきプレイが決まっているのと似ています。与えられたジョブディスクリプションの中で、最高のパフォーマンスを発揮することを求められます。

誤解を恐れずに極端なことを言えば、ジョブディスクリプションに書かれていないことは、やる必要はありません。

2.転職したらスタートダッシュ
素早く仕事を覚える
会社によっては、入社したその日からいきなり仕事を任されることがあります。あなたは素早く仕事を覚えて、あっという間にグループの一員として機能しなければなりません。”最初は手取り足取り”を期待しても裏切られことがあります。

早く親しい人を作る
どんなにあなたがある仕事のスペシャリストであっても、会社によってそのやり方は違います。新しい会社へ入ったら、誰かがいろいろ教えてくれることを期待しないで、自分から親しい人を作り会社と仕事に慣れましょう。やるところもありますが、新入社員歓迎会など期待しないほうが良いでしょう。

3.まめにメールを書く
メールはあなたの宣伝媒体
外資系では日系企業以上にメールのやり取りをします。一つには、社内で多くのメールが流通している人は、それだけで仕事ををしているという印象を社内に与えるからです。ぼくが働いていた会社で、一時、内容ではなく書く量の競争になったことがあります。

メールは安全弁
また、メールには安全弁の役割があります。これは後日問題が発生した場合、責任の所在をはっきりさせるからです。そのために、メールには当該案件に関係ある人には必ずCCを入れておきます。後で言った言わないといった問題が発生しないためでもあります。ぶっちゃけ、CCは責任逃れ用でもあります。あるとき、 Thisi si to confirm our conversation ,,,というまるで商取引のConfirmation Letter みたいな表現が飛び交っていたこともあります。

メールの書き方
お話しましたように、外資系ではメールは想像以上に重要です。うまく英文が書けなかったぼくはうまい人の文章を収集して、いろいろなケースでの英文の書き方を勉強しました。でも、今はもうそんなことは必要ありませんん。英文メールやビジネス文書にそのまま使える文例を豊富に収録している”英辞朗”があるからです。これは便利ですぞ。

4.社内メンターを見つける
会社の中で尊敬できるメンターを見つける
あなたに一生付き合えるメンターがいるかいないかで、あなたの人生は大きく変わります。特に、何が起こるかわからない外資系では、メンターの存在は大きいものです。

ぼくは心の中でメンターを”馬”といって、どの馬を買うかゲーム感覚で楽しんでいました。”馬”を決めると、当然こちらの好意を”馬”も感じてくれますから、”馬”のほうでもこちらにいろいろ好意を寄せて、引き立ててくれました。

”馬”を選ぶ基準は、まず、尊敬できること。次に、その”馬”は早く走ること。すなわち、早く出世しそうな人であること、です。

馬券を買うのと同じです(これは失礼な表現でね。でも、ビジネスもゲームですから)。

しかし、このような基準で選ぶと、”馬”は当然ヘッドハンターに狙われて、他社に移っていくケースが発生します。そのとき、その”馬”に誘われますから、その”馬”についていくか、行かないか悩むことになります。そのような場合はケースバイケースで決めればよいでしょう。

5.最低年に1回花火を上げる
最低1年に1回は目立つ仕事をしよう
常に神経を研ぎ澄まして、最高レベルの仕事を続けることは困難です。かといって、毎日の仕事を適当に流していると、いつの間にか群れの中に埋没してしまいます。それを防ぐためには、最低1年に1回は目立つような仕事をすることです。そうすると、日ごろはたいした仕事をしていなくても、周囲は”オッ”と目を見張り一目置くことになります。

その花火は何も仕事である必要はありません。会議で周囲がはっとするような意見を言ったりするのも効果があります。要は、一定レベルの仕事を続けるよりは、ときどき周囲を驚かすことが、あなたの評価よりいっそう高めます。

6.留年しない
同じ年代、同じ実力の同僚についていく
ぼくは大学では留年しまくっって、最後は教授に呼び出されて「キミ、卒業証書を持って大学を出て行くか、卒業証書を持たずに出て行くかはっきりしろ」と、怒られました。そんなこともあり、社会人になるとき、社会人では留年しないぞ、と心に決めました。

まず、同年齢で、実力が同じ程度の同僚を基準にして、こいつらには最低ついて行こうと考えました。仕事は同じようにこなし、英語も勉強しました。この心がけのおかげで、このような仲間の中では、ぼくともう一人だけが最も早く昇進しました。

7.その他
洗練された服装をしよう
確かなデータがあるわけではありませんが、西洋人は洗練された服装の人とそうではない人と、どちらを昇進させるかというと、洗練された人のほうです。彼らは服装のセンスが良くない人は、あまり好きではないような気がします。

ぼくの想像だけで申し訳ありませんが、服装なんかで差別されるのはばかばかしいことですから、服装には気をつけましょう。きちんとした服装で自信たっぷりに社内を歩く。地位と年収はそれにふさわしい人に与えられると、誰かが言ったとか言わないとか。

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